記事を検索

大切な家族だから…ペットの栄養について知りたい 後編 ペットとLypo-Cの付き合い方

SUMMARY

  1. ・Lypo-C摂取でペットも飼い主も幸せに!?
  2. ・直飲みはNG!?エサに混ぜるのがベスト
  3. ・ワンちゃんネコちゃん以外のペットにも与えていいの?
  4. ・まとめ


Lypo-Cマガジンでは、皆さまからいただくご質問やお悩みをドクターに解説いただく企画“教えてドクター”をスタート。今回はペットに関する質問についてお答えします。
ペットはかけがえのない家族。だから、いつまでも元気でいてもらいたいものです。そのために必要なのがペットの健康管理。なかでも食事は私たち人間と一緒で、健康の要となります。ですが、「自分自身の食事管理も難しいのに、ペットの食事管理がきちんとできているか不安…」と思っている人も少なくないそう。
ペットの栄養管理について熊本でワンちゃんネコちゃんのほか、エキゾチックアニマル(ウサギ、フェレット、モルモット、ハムスター、小鳥など)の動物医療に従事する「竜之介動物病院」院長・德田竜之介先生にお話を伺いました。後半は具体的なLypo-Cの取り入れ方についてお届けします。

Lypo-C摂取でペットも飼い主も幸せに!?

「人間と違って、ワンちゃんネコちゃんは自分でビタミンCを合成することができます。そのため少し前まではペットにビタミンCは必要ないという考え方の先生もいました。でも合成できるといっても、大した量じゃないんですよね。実際にビタミンCを飲ませることによって調子が整うので、ペットの健康維持に必要だと思います」という德田先生。Lypo-Cを処方することも多いそう。

そして、健康なペットにもLypo-Cをお勧めしたいという徳田先生。
「元気なワンちゃんネコちゃんにLypo-Cを与えても、効果はあまり実感できないかもしれません。もともと健康ですからね。でも何が良いかというと、飼い主が安心するんですよ。ワンちゃんに何かしてあげたい、ネコちゃんに何か飲ませてあげたい、健康で長生きしてもらいたい…そういった飼い主の気持ちが、サプリメントを与えることで満たされるんですね。そしてその飼い主の満足感と愛情表現は、ペットにも伝わります。ワンちゃんネコちゃんも安心するんですよ。同じサプリメントを飲むことでみんな元気になれるということです」

直飲みはNG!?エサに混ぜるのがベスト

Lypo-Cの飲み方、量は人それぞれだと思いますが、ペットには何か決まりはあるのでしょうか?
「基本的に害になるものではないので、飲み方にルールはありません。小型犬で1日1/2包、中型犬で1日1包を目安に勧めています。小型犬でも2頭いれば1包を分けられますが、1頭だけの場合は半量を残すのももったいないので、1包与えても問題ないでしょう」
飲ませるタイミングは食事のスタイルに合わせれば良いそう。
「ネコちゃんは自由採食といって、食べる時はガーッと食べて、食べない時は食べない自由な食事スタイル。一方ワンちゃんは朝晩きちんと分けるから、それぞれのエサのタイミングが良いかもしれませんね。Lypo-Cを飲む時間に決まりはないので」

そして気になるのが味です。
「あんまりおいしい味ではないですよね。直接飲ませると1~2回は受けつけても、だんだん拒否反応を起こして飲んでくれなくなることも。でも食事に混ぜれば比較的食べてもらえるようです。どうしても嫌がる場合は練乳が効果的です。おいしいと思って喜んで食べてくれますよ。サプリメントは毎日続けたいものだから、ペットも嫌がらず、飼い主の負担にならない方法をとらないと続かないですよね。上手に飲ませる方法を見つけてください」
ちなみにワンちゃんネコちゃんにとって塩分は害と言われていますが、Lypo-Cを1包くらいだったら問題はないそう。

ワンちゃんネコちゃん以外のペットにも与えていいの?

「ハムスターやうさぎ、鳥など、ワンちゃんネコちゃん以外のペットにもLypo-Cを与えても問題はありません。でもサプリメントは長期間飲まないと効果を感じられないので、平均寿命が1~2年のハムスターや、7~8年のうさぎなど、短命な動物はあまり効果を実感できないかもしれませんね。それでも自分のペットのために何か飲ませたいという飼い主の方にはLypo-Cをお勧めすることもあります。ですが、飲ませ方が難しいので、実際に与えている人はいないようです。その分、飼い主さんが飲んでいらっしゃいますよ」

まとめ

Lypo-Cを飲ませることは、ペットの健康を維持するだけでなく、飼い主に安心感が生まれ、ペットには愛情が伝わるという精神面への相乗効果が期待できます。つまり毎日一緒に摂ることで、家族全員がハッピーになれるということ。先生のお話から、Lypo-Cの新たな魅力が見えてきました




德田竜之介先生
1989年3月 麻布大学大学院 修了
1994年4月 竜之介動物病院 開院
2004年4月 九州動物学院 開校・学院長就任
2008年1月 株式会社竜之介 設立
2011年12月 東日本大震災 被災地視察 これを機にペットとの「同伴避難」啓蒙活動開始
2013年9月 耐震構造の4階建、九州動物学院併設の竜之介動物医療センタービル 設立
2015年9月 九州動物学院が於学校法人昭德学園と認可される・理事長に就任
2016年4月 熊本地震(前震4月14日・本震4月16日)竜之介動物医療センタービルをペット同伴難所として開設。被災地の往診、支援物資の配布、グリーフケア等開始
2017年11月 第49回社会貢献者表彰 受賞

出版物(監修)
小学館「どんな災害でもネコといっしょ」「どんな災害でもイヌといっしょ」
ポプラ社「竜之介先生、走る!」

竜之介動物病院・院長。獣医師。かけがえのない家族である動物に敬意を払い、飼い主とのコミュニケーションを大切にした診療に信頼が寄せられている。熊本地震の際にはペット同伴の避難所を開設するなど、動物も社会の一員である環境づくりにも尽力。



“ワタシスタイル”に出会う​
ウェルネス情報をお届けします。​

日本語
English