
4月4日を「ビタミンCの日」と命名しました。
SUMMARY
- ・4月4日は「ビタミンCの日」(CC[シー・シー]の日)
- ・1932年4月4日は、「ビタミンC」の単離(たんり)に成功した日
4月4日は「ビタミンCの日」
SPIC[スピック]は、4月4日を「ビタミンCの日」(CC[シー・シー]の日)と命名しました。
86年前の今日。1932年の4月4日に、ピッツバーグ大学の生化学者チャールズ・グレン・キングが、世界で初めて純粋な「ビタミンC」の分離に成功しました。
当時は何世紀ものあいだ人類を悩ませていた「壊血病(かいけつびょう)」の克服のため、世界各国の研究者がビタミンCの分離を巡って激しく競争していた時代。彼の業績は間違いなくノーベル賞受賞にふさわしいものでした。
しかし現在、彼の名を歴代のノーベル賞受賞者のリストに見つけることはできません。論争の結果、ノーベル賞は別の研究者が受賞し、彼の頭上に栄冠が輝くことはなかったのです。
人類の壊血病克服の戦いの歴史の中で、間違いなく「世界初」の功績をあげながら、運命のいたずらで最高の栄誉を逃してしまった彼の功績に対して、現代に生きる我々が改めて光を当て、その偉業に敬意を表したい。
「4月4日(CC[シー・シー]の日)」には、実はそのような願いを込めています。
SPIC[スピック]は、「ビタミンCの日」を記念して、リサーチ機関の協力のもと一般向け/医師向けにそれぞれビタミンCに関するアンケートを実施しました。
4月をビタミンC月間として、本アンケート結果についても順次Newsページで公表してまいります。