Wellness Journal ~feeling good~ Issue 03 well-being(ウェルビーイング)を目指して
SUMMARY
- ・well-beingとは?
- ・ありのままの”自分”を認める
- ・大切な人とコミュニケーションをする
明けましておめでとうございます。
皆さまは2021年の年明けをどのようにお迎えになりましたか?
帰省、初詣、旅⾏など積極的に外出することが叶わなくなってしまったお正⽉でしたが、私がいる東京の年末年始は、これまでにない程の晴天。
特に元旦は青い空が広がり、清々しい⽇が差し込みました。
見上げた空は、曇りがかることなく、今年一年が良い年になると教えてくれているかのよう。
今まで感じたことのない晴れ晴れとした感情とともに、新しい年を迎える喜びを感じる新年でありました。
今年も時代変化とポジティブに向き合いながら、健康に過ごしていきたいですね。
さて、前回のWellness Journal「マインドフルネスに秋の夜長を過ごす。」では、マインドフルネスな状態になる方法として、一日の中で「心を込めて、今を慈しむ」ためのヒントをご紹介してきました。
ISSUE 01のウェルネス、ISSUE 02のマインドフルネスに続いて、今回のISSUE 03はwell-being(ウェルビーイング)について。
well-beingは「これがwell-beingです!」と断言できるものでなく、皆さま自身が心で感じ体感していくものであるため、今回は私の体験談と共にお話をしていきたいと思います。
well-beingとは?
私は当時住んでいたニューヨークでwell-beingを知り、学びました。精神的に、肉体的に、社会的にも健康といえるような状態をwell-being(ウェルビーイング)と人々は表していました。
well-beingは日本語で”幸福、幸せ”と直訳されますが、一時的な幸せではなく”持続的な幸せ”というニュアンスがあります。
これまでに⾃分のココロとカラダの声に⽿を傾け、ケアしてあげることの大切さをお話してきました。自分にとっての心地良いコトがわかれば、それを日々意識していくことで、持続的に幸せな状態でいられるはずです。
「自分にとっての心地良いコト」って何だろう?と考えると、すぐに思い浮かばないかもしれません。
ひとつわかっているのは、「心地良いコト」は、【とても心地良いコト】と【とても心地悪いコト】の間にあるということ。
だから、とても心地良いコトを知ることはもちろん、悪いコトを知ることも大切。
私たちは自分を知ることでwell-beingに向かっていくことができるのです。
さらに、well-beingを目指していくなかで、知っておきたい二つのメッセージをご紹介します。
ありのままの”自分”を認める
疲れた時は休みましょう。
走り続けられない時は、立ち止まりましょう。
無理にポジティブになろうと思わなくて良いのです。
時にネガティブになることだって自然なこと。
自分の感情を認めてあげることが大切です。
肩肘はらずに、「いいかげん」が「良い加減」に作用することってありますよね。
大切な人とコミュニケーションをする
あなたの周りにいる人と話をしましょう。
誰かが助けを必要とするならば、手を差し伸べてあげましょう。
あなたが助けを必要とするときは、助けて欲しいと声に出してみましょう。
人に頼ることは弱さではありません。
私たちは支え合って生きているのだから。
昨年は、今まで以上に自分の健康、そして大事な人の健康を想う一年だったのではないでしょうか。
自分を愛でることで、誰かを今よりもっと大切に想えることってありませんか?
私たちは誰でもwell-beingへの入り口に立っています。
これからも、心と体が健康で、より幸せな人生を探求していきましょう。
人生の主人公はあなた。
■編集後記/白鳥麻衣
最近、家族や友人、職場の同僚から「なんだか風邪をひきそう・・・」なんて声を聞くことがしばしば。そんな時は、カバンからサッとLypo-Cを取り出して、その人の健康を想う気持ちも添えて渡しています。
渡した相手に共通するのは、どことなく安心した顔になるということ。その顔を見ただけで嬉しいし、添えられる「ありがとう」という言葉で、お互いの気持ちが通じ合ったことを感じて心が満たされます。
これが私にとって、コミュニケーションから生まれるwell-beingの一つです。
この連載では、ウェルネスにまつわる言葉を紐解いていきながら、実践するヒントをお届けして参りましたが、いかがだったでしょうか?
言葉の意味や、考え方をお話するだけでは想像しにくい、実践しにくい方もいらっしゃるかもしれません。
本号でWellness Journalは完結。ここを起点として私から皆さんにHealth+ing(積極的に健康を求めること)への提案が続きます。お楽しみに!
寒さはこれからが本番。
お体をご自愛しながら、心温まる時間をお過ごしください!